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書物の保存・修復のための研究室 laboratory for preservation, conservation, restoration



本を愛する人のための書棚〜archives〜






 The bone-folder は1922年にドイツで発行された書物 “Der presebengel” の英訳本である。ドイツの製本家の息子である著者Ernst collinによって書かれており、内容は、製本家と彼に製本を依頼する愛書家の会話、という形で話が進められいる。読み物でありながら当時の製本技術や、製本家の考え、愛書家を通して垣間見る当時の流行などを知ることが出来る貴重な一冊である。

 アメリカ在住の製本家Peter Verheyen氏によって英訳され、ネット上にアップされているのを、当NPOの会員である野呂聡子が見つけ、この度、氏の了解を得て和訳した、という次第である。

 原題の“Der presebengel”とは、本の中身を挟み込み、締めつけて使う、製本道具の一種で、現代でも主に、ドイツ・スイス辺りで使われている。
 プレスベンゲルという道具はその他の地域ではなじみが薄いので、この本のタイトルを最もポピュラーな製本道具、Bonefolder (骨製へら)へと変更したと、Peter Verheyen氏は、序文に語っている。


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